◆“逆方向への長打力”野間翔一郎

主軸として期待される野間翔一郎外野手(大阪桐蔭=新4年)は、ケガからの復活に燃えている。大学3年秋のリーグ戦、第3節の関学大戦で守備の際に手首を負傷。その影響で本来の打撃ができず悔しいシーズンとなったが、ケガの状態も良くなってきている。

光元監督は野間の魅力について、「非凡な長打力、脚力は大きな武器」と話すが、特に目を引くのが、“逆方向(レフト方向)への長打力”だ。オープン戦も含めて大学通算16本塁打(リーグ戦2本)を放っているが、そのうち14本は逆方向への本塁打。野間本人は「(投手に対して)胸が見えたら負けということを常に意識している。体が開かなかったら逆方向に打てる」と、その理由を話す。

新シーズンに向け「毎年ケガをしてしまっているので、ケガをしない身体づくりをして、最終学年では首位打者を目指したい」と意気込みを語った。