4日から週末にかけて日本列島は今シーズン最強・最長の寒波に覆われる見込みです。年末年始に豪雪に見舞われた県内は、再び災害級の大雪の恐れもあり厳重な警戒が必要です。
3日午後の弘前公園では今週7日に始まる弘前城雪燈籠まつりに向けて雪像などの制作が大詰めを迎えていました。

冬の一大イベントへの期待が高まる中、4日からは再び災害級の大雪に警戒が必要です。
濃い紫色は大雪をもたらすマイナス42℃以下の今シーズン最強の寒気で、5日には東北地方に近づき数日間、大雪をもたらす恐れがあります。

この影響で4日午後6時からの48時間の降雪量は多いところで平地で40cmから50cm、山沿いでは70cmから90cmと予想され、警報級の大雪となった場合、短期間で積雪が一気に増えた先月前半と同様、都市機能がまひする恐れもあります。

また5日にかけては、「何かにつかまっていないと立てないほど」となる最大瞬間風速30から35メートルの非常に強い風も吹く見込みで、JRは金曜日まで在来線に遅れや運休が発生する可能性があるとしています。
気象庁と国土交通省は緊急記者会見を開き不要不急の外出を控えるなどのほか、今後の気象情報に留意するよう呼びかけています。