2022年、富山県の用水路で大量の一万円札が見つかりました。現金の落とし物は鹿児島でも増えていて、2021年に警察に届けられた総額はおよそ1億8000万円にものぼりました。鹿児島の落とし物事情を取材しました。

(県警本部会計課 桑波田博志理事官)
「去年、鹿児島市内のある施設内で現金約500万円入りのセカンドバックの届け出があった。なかなかないですよね、そんな高額な現金は」



施設内で落とし物として見つかったセカンドバックから出てきたのは、現金およそ500万円。警察で保管していましたが、3か月以内に落とし主が判明しなければ拾った人のものになるという民法の規定に従い、その後、すべて施設に引き渡されました。

500万円は見つかった施設に引き渡された


路上のリュックから1,000万円も


(県警本部会計課 桑波田博志理事官)
「鹿児島市内の路上にリュックサックが落ちていて、中身を開けると現金約1000万円が入っていた。個人の方が見つけて届け出た」