立春を祝う搾りたての酒が山口県岩国市の蔵元から出荷されました。
「五橋」のブランドで知られる岩国市の酒井酒造です。

未明に搾りあがったフレッシュな原酒が瓶詰めされていきます。
春の到来を祝って飲む酒、「立春朝搾り」です。

全国の蔵元などでつくる日本名門酒会のイベントで、今年は41の蔵元が醸造しました。

「福を呼ぶ」とされる縁起物の酒とあってラベルの裏には「大吉」の文字が入っています。
今年は夏の猛暑の影響で米が硬く醸造のときに溶けにくかったため、軽やかなスッキリした仕上がりになったいうことです。

酒井酒造・酒井秀希社長「巳年ですからねヘビは前に進んでバックはしない動物らしいのでね。前に前に進んで頂いてしかもヘビは脱皮をしますんでね活力というかですね、みなさんに元気な1年を過ごして頂きたいと思います」
ほとんどが予約販売で今年は山口県内外の36店に1万1000本あまりが出荷されました。