◆「愛する人と同じ顔になりたい」と口から耳にかけて自傷行為
浩子被告の証言によりますと、瑠奈被告には自傷行為があったということです。18歳の頃には「ジェフという愛する人と同じ顔になりたい」という理由で、口の端から耳にかけて切ることもあったと明かしました。
◆瑠奈被告の中に「シンシア」「ルルー」「ベイビー」など
瑠奈被告は18歳のころから、自らを「シンシア」「ルルー」「ベイビー」などと名乗るようになり、浩子被告が誕生日にケーキを作って祝おうとしても「瑠奈ではない」と拒否されたと振り返りました。

◆性的トラブルがあった相手と再会することについて
浩子被告の証言によりますと、性的トラブルがあった男性に対し瑠奈被告は「怒っていたが、日に日に、謝ってほしい」に変わって行ったということです。そして瑠奈被告が男性と再会することについて浩子被告は「自主的に決めて来た行動を尊重した」と説明しました。
また浩子被告は、普段の瑠奈被告との接し方について「激しく怒ると止められず、自分で自分に燃料を投下するように怒るので、離れて落ち着くのを待った」などと話し、瑠奈被告の精神状態が不安定になり「ちょっと出て行って」と言われた際には、修被告と外で待つなど介入しすぎないよう接していたことを明らかにしました。