山口県上関町で使用済み核燃料の中間貯蔵施設建設計画が進む中、計画に反対する5つの団体が中国電力に対し適正な環境影響評価なしに適地判断をしないよう求める署名活動を始めました。
署名を集めるのは、「上関の自然を守る会」など原発計画などに反対する5つの団体です。
上関町では去年(2024年)11月、中間貯蔵施設建設に向けて活断層の有無などを調べる「ボーリング調査」の掘削作業が終わっています。
5団体は、中国電力に対し中間貯蔵施設の建設計画を撤回することや、環境への影響を調査し結果を公表して住民などから意見を聞く「環境影響評価」を適正に行わないまま適地判断しないことなどを求めています。
上関の自然を守る会 高島美登里共同代表
「ボーリング調査を終えて、中電はそれだけで早い段階で適地かどうかの判断をしたいっていうのがあるから、私たちはそこはちょっと違うでしょうと。環境アセスメントも合わせて、適地かどうかの判断をすべきと」
1月31日から4月末まで署名を集め、5月に中国電力に提出する予定です。
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