外国人の転入が増えたことに伴って、長野県内の外国人労働者の数は、2024年10月末時点で、過去最多の2万7834人となりました。

長野労働局がまとめたもので、ベトナム国籍が6700人余りと全体の4分の1近くを占め、次いでフィリピン、中国の出身者が、それぞれおよそ4000人で、全体の15%前後ずつになっていて、前の年との比較ではネパールやミャンマーの労働者が1.7倍に増えています。

勤め先は製造業が4割以上と最も多く、次いでサービス業、農林業と続き、宿泊・飲食サービス業が前の年よりおよそ1.3倍に増えています。

外国人を雇用する事業所は、4992と前の年より8.6%増えて過去最多となり、長野労働局は「人手不足の産業に外国人労働者が入る傾向が見られる」としています。