井手さんが「本ソムリエ」となったきっかけは?

井手さんが「本ソムリエ」となったきっかけは、大学生の頃、たまたま手に取ったビジネス書でした。自分がお勧めする本だけを、店に並べている本ソムリエの清水克衛さんが書いた本でした。

井手良平さん
「この本と出会って、世の中にこんな面白い書店があんだなっていうのを知った」

東京でサラリーマンとして働きながら、清水さんの本屋に通い詰め、交流を深めた井手さん。特に目的もなく働いていた井手さんに対し、清水さんがかけたある言葉をきっかけに、井手さんは「本ソムリエ」の道を歩み始めます。

井手良平さん
「お前は人生の傍観者になってんじゃないのかと。どういうことですかって聞くと、それは自分で考えろよって。僕なりに「傍観者」っていう言葉を調べたりとかして「主人公じゃないかもしれないな、自分の人生の」って思った。そしたらなんかもうサラリーマンやってる場合じゃないのかなって思って、すぐ退職願出して。(清水さんから)暇なら俺の仕事を手伝えよみたいな感じで声かけていただいた」

そこから始まった清水さんの本屋での3年にわたる寝泊まり生活。師匠からは「寝ずに本を読め」と言われ、その頃読んだ本の数は年間千冊にも上りました。














