2025年の節分は暦がずれる関係で2月2日です。この節分に合わせ、青森県の旧金木町出身の文豪・太宰治の好物を具材にした恵方巻が販売されます。

「太宰の恵方巻」。切り口からのぞく具材がネーミングの由来です。

調理過程をみてみると、ノリに敷いた酢飯の上につややかな塩漬けの筋子。そこに、ひきわり納豆が入り、白ゴマをまぶしてキュウリを添えると完成です。

「筋子と納豆」は、太宰が作品でも登場させるほど好物だったとされる組み合わせで、五所川原市金木町の観光物産館「産直メロス」では3年前から節分に合わせこの恵方巻を販売しています。

「産直メロス」食堂担当 渋谷信人さん
「食べた人には好評でリピートしていただいているので、また今年も食べてもらいたい」

「太宰の恵方巻」は31日から3日間、数量限定で販売されます(1パック1000円)。