29日の山陰地方も強い冬型の気圧配置の影響で断続的に雪が降りました。
あさには山沿いのまちで積雪もあり、スタックした車の救助作業などが相次ぎました。
今後も積雪や路面の凍結による事故に注意が必要です。
記者 小村ののか
「先ほどからぱらぱらと雪が降り始めました。そして手袋をしていないと指先がどんどん冷えていきます」
29日午後まで、米子市など平野部でも雪がちらついた寒波の影響で、山沿いのまちでは29日朝も積雪となりました。
浜田市旭町では10センチほどの積雪となり、屋根から落ちた雪で軽トラックがスタックする様子もみられました。
また、島根県飯南町でも昼過ぎ、国道54号で、小型トラックがスタックした影響でほかのトラックも2,3台がスタックし、1時間ほど片側交互通行になった影響でおよそ1キロの交通渋滞が発生しました。
そして、雪が降っていた未明には重体事故も発生しました。
29日午前3時ごろ、米子市大篠津町の県道で軽乗用車が道路右側の電柱に衝突する事故がありました。
この事故で軽乗用車を運転していた境港市のパート従業員の男性(22)が意識不明の重体で病院に搬送されました。
現場は事故当時、雪が降っていたとみられますが、積雪はなかったということで、警察が事故との関連を調べています。
今回の寒波のピークは過ぎたとみられますが、気象台などは引き続き、積雪や路面の凍結による事故などに注意するよう呼び掛けています。
  













