東北地方の景気について日本銀行仙台支店は、2か月連続で「持ち直している」とし、判断を据え置きました。

日本銀行仙台支店 岡山和裕支店長:
「東北地方の景気については、先月”緩やかに持ち直している”から”持ち直している”に判断を引き上げたが、今月もこの判断を維持している」

日銀仙台支店の岡山和裕支店長は28日の会見でこのように述べ、東北地方の景気判断について、2か月連続で「持ち直している」とし、判断を据え置きました。個人消費についても「緩やかに回復している」との判断を継続しています。

年末や初売り商戦などの「ハレの日」需要が影響しているということです。このうち百貨店は、気温の低下に伴い衣料品の販売が回復したものの一時的な動きであると見込んでいます。また、アメリカのトランプ大統領の就任については、今のところ事前に想定されていた部分が多く、国際金融市場は落ち着いているものの引き続き市場の動きを把握するとしています。