スマート農業などを活用して農家の収入を増やすセミナーがきょう盛岡市で開かれました。
JA全農いわてでは2019年度から「農家手取り最大化プロジェクト」と題したセミナーを開催していて、28日は生産者やJA全農いわての関係者らおよそ50人が参加しました。
山形県で水稲や大豆などを栽培する会社の瀬野雄平社長がドローンなどを活用したスマート農業の取り組みについて講演しました。
「就農当初から作業の省力化、経営の効率化を目指すことにした」
瀬野社長はスマート農業を取り入れて就農から9年で水稲など農作物の作付面積が当初の9.3ヘクタールから4.2倍の39.5ヘクタールに増加し収入も大幅に増えたことを紹介しました。
(山正 瀬野雄平社長)
「新しい技術がどんどん出てくる。(手取りアップのため)まずは試してみて自分に合う技術を取り入れていく」
JA全農いわてでは今後もスマート農業の情報交換の場を設けながら農家の収入アップを目指します。