子どもたちに津波から避難する知識を身に付けてもらおうと、28日、愛媛県宇和島市内の小学校で防災教室があり、参加した児童が自分の命を守る方法を学びました。
防災教室は、南海トラフの地震で津波の被害が想定される宇和海沿岸地域の子どもたちを対象に県が実施していて、宇和島市の遊子小学校で開かれた28日は、児童や地元の園児などおよそ30人が参加しました。
中では、防災頭巾姿のみきゃんが登場し、津波は地震の揺れの大きさに関わらず発生することや、避難する時は距離よりも高さを意識することなど、クイズ形式で、津波から身を守る知識を学びました。
続いて、学校から高台に避難する訓練に臨み、全員が6分ほどで完了させました。
この地域では南海トラフ巨大地震で最大3.5メートルの津波が50分ほどで押し寄せると想定されています。
(児童)
「小さな地震でも大きな津波が来るとわかったので、小さな地震でも避難する」
(県防災危機管理課・櫛部秀太係長)
「津波からいち早く逃げることが本当に大切なこと」
「津波の恐ろしさと、逃げ方避難の仕方をしっていただき、来る南海トラフ地震津波に備えていただきたい」
県は避難の確認や家庭での備蓄など、地震をはじめとした大規模災害への、日頃からの備えを呼びかけています。
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