大学選手権4連覇を果たした帝京大学・青木恵斗主将のトヨタヴェルブリッツ入り、準優勝の早稲田大学・佐藤健次主将の埼玉パナソニックワイルドナイツ、ベスト4の京都産業大学・土永旭選手の横浜キヤノンイーグルス入りと、大学ラグビーで活躍した選手たちの新加入が続々と公表されているラグビーリーグワン。先週後半から今週にかけても5チームが新加入選手を発表。関西の2チーム、コベルコ神戸スティーラーズと花園近鉄ライナーズにも期待の新戦力が加わりました。

花園近鉄ライナーズ、コベルコ神戸スティーラーズには関西ゆかりの選手が続々と加入!

 1月23日に新加入選手を発表したのは、今シーズンはディビジョン2で戦っているNECグリーンロケッツ東葛。早稲田大学で大学選手権決勝にも出場した亀山昇太郎選手、関東学院大学の共同主将のひとり内川朝陽選手、東洋大学でFWリーダーを務めたマタリキ・チャニングス選手ら5人の選手が加わりました。5人の選手はいずれも、大学在学中に出場可能なアーリーエントリーの選手として登録。早ければ2月2日に行われる花園近鉄ライナーズ戦から出場可能となります(4人の選手は2月2日の試合から出場可能。マタリキ・チャニングス選手については2月22日の試合から登録予定)。

 その花園近鉄ライナーズは翌24日、4人の新加入選手を発表。帝京大学の優勝メンバーの1人である小林龍司選手や京都産業大学のPR曽根隆慎選手らの新戦力が加わりました。4人の選手はいずれも関西の高校出身。地元の石切中学から大阪産業大学附属高校を経て京都産業大学とキャリアを重ねてきた曽根選手は「地元東大阪で精一杯がんばりチャレンジしたいです」とコメントしています。

 同じ24日、関西のディビジョン1唯一のチーム、コベルコ神戸スティーラーズも7人の新加入選手を発表しました。京都産業大学の共同主将の2人、辻野隼大選手とソロモネ・フナキ選手や、京都成章高校出身で帝京大学強力FW陣の一角を担った本橋拓馬選手、セブンズ代表としてパリオリンピックにも出場した近畿大学の植田和磨選手ら関西ゆかりの選手が数多く集まりました。

 そのほか週明けの27日には、リコーブラックラムズ東京と清水建設江東ブルーシャークスが新加入選手を発表しました。リコーブラックラムズには明治大学で副将を務めた秋濱悠太選手ら4人の選手が、ブルーシャークスには同じ明治大学でラグビー部の寮長を務めた佐藤大地選手ら6人の期待の新戦力が加わっています。