プロバスケットボールB2・青森ワッツは、15歳の中学生が、クラブ史上最年少デビューを果たしました。
青森ワッツはホームで福井を迎え撃ち、25日の第1戦では最終クォーター残り90秒を切るなかで、池田が抜け出して東海林が決めます。92対83で3連勝です。
そして、この週末のホーム戦でひと際、注目を集めたのがユース育成特別枠に登録された工藤夕雅です。
第1戦でBリーグデビューすると、続く第2戦でもベンチ入りして試合展開を見守ります。
試合は劣勢の展開が続き、点差が大きく開いた第4Qの残り59秒。ついにその時が来ます。
15歳8か月でコートに立った工藤は、年上のプロ選手を相手に必死に食らいつき、存在感を示します。
得点には絡みませんでしたが、チームが求める「パス」や「ポジショニング」の才能の一端を垣間見せ、堂々とプロの舞台で戦い抜きました。
チームの連勝は「3」で止まりましたが、ワッツの未来を担う若き才能の誕生に、観客も沸きました。
観戦した同世代の選手
「プレーメイキングが上手いと思うので、がんばってほしい。Bリーグで通用する姿を見たい」
青森ワッツの次の試合は29日の富山戦。平日のナイトゲームですが、工藤の初得点・初アシストへの期待も高まります。














