宮崎県西都市長選挙は、26日、投開票が行われ、前職の押川修一郎氏が4年ぶりの返り咲きを果たしました。
再び西都市のトップに立つ押川氏。今後の市政運営についてどう考えているのでしょうか。
4人が立候補した西都市長選挙は、前職の押川修一郎氏が現職の橋田和実氏におよそ1500票の差をつけ、4年ぶりに返り咲きを果たしました。
(4年ぶり2回目の当選 押川修一郎氏)
「市民の皆さんと一緒にこれからの西都市を変えながら、1日1日、1年1年、努力しながら政策を着実に進めていく」
選挙戦で、押川氏は子育て支援の充実や、宿泊施設の整備による観光産業の活性化を重点政策として訴えました。
(4年ぶり2回目の当選 押川修一郎氏)
「西都市をこれから盛り上げていくには人口減少対策を一番に訴えた。それから、これからの新しい観光とスポーツランドの拠点となる西都商業高校跡地の整備についても訴えてきた」
また、選挙で大きな争点となった西都児湯医療センターの再建と新病院建設については、地元医師会や宮崎大学と連携しながら、医療体制の充実を図っていきたいとしています。
(4年ぶり2回目の当選 押川修一郎氏)
「まずは地元の医師会の先生方と話をして、支援してもらう体制をもう一度構築する。宮崎大学医学部においても同じ。そして、一緒になって、いい医師を確保する。まずは医師確保から始めていきたい」
再び西都市のかじ取り役を担う、押川氏。山積する課題の解決に向けその手腕が注目されます。
なお、今回の西都市長選挙の確定投票率は60.96%で前回を4.26ポイント下回り、過去2番目に低い投票率でした。
注目の記事
若者に広がる住宅ローン"50年" 建築コスト増で総返済額より毎月の支払いを重視…金融機関・購入検討者・ハウスメーカー・FP それぞれのリアル 35年返済は終焉に向かうのか

【独自】「私が母でなければ…」山上被告の母が語る後悔 “献金”の実態は? 旧統一教会めぐる2つの裁判の行方【報道特集】

「息子のあんたが責任を持って殺しなさい」8年間の孤独な介護の末、91歳の母親の命を絶った男性の苦しみ “介護殺人”を防ぐには【news23】

「別腹」は気のせいじゃない…正体は脳と胃が連動して起こる “生理反応” 食べたい誘惑に打ち勝つ!医師が解説

クマ外傷の9割は“顔面”を損傷「鼻を拾って外科手術で…」100例以上診た医師が語るクマ襲撃のリアル「精神的なダメージも深く」後遺症でかすむ日常

「太陽系外から飛来」の恒星間天体「3I/ATLAS」が最接近へ 「観測史上3つ目」宇宙望遠鏡が捉えた姿









