岩手県矢巾町は町内でレンタル業を営む会社と、災害時に必要な物質の供給や、地域住民の生活のサポートに向けた協定を結びました。

27日は締結式が行われ、高橋昌造町長と町内でオフィス用品などの貸し出しを行う「備品レンタルセンター」の浦田真一社長が協定書にサインしました。

協定は、町内で災害が発生した際、町の要請に基づいてこの会社が保有する移動式のエコソーラーハウスや、仮設トイレなどの貸し出しが盛り込まれています。
締結式で浦田社長は「災害支援に向けて多種多様な備品の貸し出しに協力したい」と述べました。

高橋町長は「協定を通じて素早く対応できる体制を整えたい」と感謝を伝え、地域住民の支援の充実を誓いました。