地域の雇用創出や経済活性化を図るため、青森市の財団は県内3つの企業が行う事業を支援することを決め、あわせて500万円を贈りました。
「みちのく・ふるさと貢献基金」は、地域の発展に貢献する取り組みを支援しようと旧みちのく銀行が2007年に設立した財団で、新規事業の参入や研究、開発をする県内の個人、団体などに助成金を贈っています。
2025年は3つの企業の事業に対し、あわせて500万円を贈って支援することが決まり、贈呈式が行われました。
このうち、青森市で「おが粉」を製造・販売するヤマウ鳥谷部商店は、これまで目分量で計算していた「おが粉」の在庫量をスマートフォンのカメラを使って計算できるアプリの開発計画が評価され、事業費として約200万円が贈られました。
ヤマウ鳥谷部商店 鳥谷部眞実 社長
「限られた資金でやるかどうか迷っていたときに、この資金をいただいて開発を進める決心ができた。非常に助かりました」
みちのく・ふるさと貢献基金 藤澤貴之 理事長
「それぞれ特色のある事業を計画しているので、ぜひこの助成を活用しながら地域・青森県のためにがんばってほしい」
みちのく・ふるさと貢献基金が行う事業支援では、これまでに62の個人・団体に総額約9300万円の助成金が贈られています。














