2011年に発生した新燃岳の本格的なマグマ噴火から26日で14年を迎えます。
ほかの災害に比べて発生の頻度が低いものの、ひとたび発生すれば甚大な被害をもたらす火山災害。
麓を取材すると、住民の危機意識の低下を懸念する声が聞かれました。
毎年1月26日の前後「新燃岳を考える日」

24日、高原町の後川内中学校で開かれた防災教室。生徒たちは火山が噴火した際の身の守り方を学びました。
(御池青少年自然の家 上杉元也さん)
「登下校中とか、『ここは危険じゃないかな』とか、『ここは安全だから、噴火したらここに逃げよう』というのも登下校中でも見つけてほしい」

高原町の小中学校では、毎年1月26日の前後を「新燃岳を考える日」として防災教育を行っています。
24日は、噴火を想定した避難訓練も行われました。

