整備費200億円 28か所の砂防ダムが完成
新燃岳の噴火から14年。
ハード面の整備も進められてきました。
国土交通省宮崎河川国道事務所は、新燃岳のマグマ噴火を受けて、周辺に砂防ダムの建設を進めてきました。
(国交省宮崎河川国道事務所 田脇康信技術副所長)
「上流の方が降灰によって大雨が降った時に土石流が発生しやすい状態になっていて、土石流が発生したときにそれが溢れないように安全に減災できるように整備した」

整備費200億円を投じて都城市、小林市、高原町に整備された砂防ダム。
計画されていた28か所が、去年、すべて完成しました。

(国交省宮崎河川国道事務所 田脇康信技術副所長)
「今立っているところが砂防堰堤(ダム)の中で、実際、上流から土石流が流れてきた場合にここで土砂の一部を受け止めて、下流の近くにお住いの方々の安全を守っていく施設になっている」

