まだまだあふれ出るアイデア

吉田さんは、より良い製品を提供するため長年培った技術や知識は次の世代に惜しみなく伝えています。

吉田さんの同僚:
「普段仕事以外のときには優しい人。仕事のことを聞くときは吉田さんが一番わかるので、居てもらわないと困る」
「とても助かってます。みんな頼っているのでまだまだいてほしい」

81歳のスーツ職人、吉田三郎さん。衰えぬ情熱でこだわりの一着を追い求めています。

スーツ職人 吉田三郎さん:
「まだ色々アイデアというほどじゃないけれど、ここをこうしたいという気づきが出てくる。けっこう面白い」

1963年から働いているという吉田さんですが、実は、若い時は遅刻癖が抜けず会社を一時離れたこともあったそうですが、戻ってきてほしいと依頼され、その後職人としての道を歩んできたということです。2月で82歳になる吉田さん。これからも体力と気力が続く限り今の仕事を続けていきたいと話していました。