ハンバーグオムライスの人気店は「見守るしかない」

たまごを大量に使用する飲食店は不安を募らせていました。

福岡市博多区の「はんばーぐとおむらいすのお店いくら」。

一番人気は、ハンバーグの上にフワフワのたまごを乗せたハンバーグオムライス。

多い日には1日300人が訪れます。

「はんばーぐとおむらいすのお店いくら」丸上真 マネージャー
「1日最低400個以上は使います。ハンバーグにも卵は入るので使用量が増えるので」

平日でおよそ20キロ、週末には50キロ以上のたまごを使用するといいます。

「はんばーぐとおむらいすのお店 いくら」丸上真 マネージャー
「価格は落ち着いてきているけど、安いころには戻っていないので。高い水準をずっと保ったまま、卵自体は下がり切ってはいないですね。高いと困ります」

たまごの仕入れ価格も値上がり

たまごの仕入れ価格は現在10キロ当たりおよそ4000円。

1年前から1000円値上がりしています。

そうした中で、鳥インフルエンザの流行が起きています。

「はんばーぐとおむらいすのお店 いくら」丸上真 マネージャー
「生産数が落ちるとどうしても上がってくるものなのでその辺はちょっと社会情勢に左右されるところなので見守るしかないです価格が上がらないように祈っています」

福岡県への影響「ほぼでていない」

たまごの価格は、今後どうなるのでしょうか。

福岡県・畜産課よると、今月、価格が上がっている要因は去年夏の猛暑により産まれるたまごの数が減少したことによるもので、福岡には鳥インフルエンザの影響は「ほぼでていない」ということです。

その上で、今後福岡エリアで鳥インフルエンザ発生したら影響が出る恐れがあるとしています。