岩手県内2つの養鶏場で鳥インフルエンザへの感染のため進められているニワトリの殺処分は、23日午前9時までに全体の17%が終了しました。

23日午後4時すぎ、防疫措置を行う職員が集合する施設となっている盛岡市川崎の体育館を達増知事が訪れ、作業に当たっている県職員や自衛隊員を激励しました。
養鶏場での鳥インフルエンザの発生が相次いでいる県内では22日、高病原性鳥インフルエンザへの感染の疑いのある盛岡市の2つの養鶏場で、遺伝子検査による陽性が確認されました。
これを受けて、合わせて66万羽の殺処分が進められています。
作業には、県職員と県外の応援獣医師延べ413人と自衛隊員延べ151人が参加している他、県建設業協会などが協力しています。

県によりますと、23日午前9時までに全体のおよそ17%に当たる11万4750羽のニワトリの殺処分を終えたということです。