19日までの1週間に新潟県内で確認されたインフルエンザの感染者の数は前の週より減少しました。一方で、新潟市内の小中学校では、学級閉鎖のクラスが増えています。

県によりますと、19日までの1週間で確認された1医療機関あたりのインフルエンザの感染者の数は22.72人で、前の週より12.64人減りました。

県は終息基準の1医療機関あたり10人を下回るまでは警報を継続するとしています。

地域別で見てみますと、新潟市や長岡市などは減っているものの、上越や佐渡は増えています。

新潟市教育委員会によりますと、新潟市内の小学校でインフルエンザによる学級閉鎖が22クラス。中学校では、11クラスで前の週に比べて増えているということです。

県は外出時のマスクの着用や、帰宅後の手洗いなど感染対策をすることや、発熱や咳などの症状がある場合は登校・出勤をしないよう呼びかけています。