「指示に従い投資を行えば利益を得られる」などのうそのメッセージで、山口県周南市の50代の女性が現金およそ950万円をだまし取られました。

被害にあったのは周南市に住む50代の公務員の女性です。

警察によりますと去年9月、SNSを通して知り合った人物から「私の叔母は経済関係で有名な人物で、金投資をしている」「叔母の指示に従い投資を行えば、利益を得られる」などと金への投資を勧められました。

女性が指示通り、投資を行うと、「利益の出金には保証金を支払う必要がある」などと金を要求されたということです。13回にわたって指定された口座に金を振り込み、現金958万円をだまし取られました。

県内で2024年の1年間に確認されたSNS型投資詐欺の件数は64件、被害額は7億6487万円で、前の年の2倍以上に増えています。警察は、「SNSで金を要求するのは詐欺の手口」と注意を呼びかけています。