アメリカの電気自動車大手テスラが30日、開発中の人型ロボットの試作機を披露し、イーロン・マスク氏は日本円で290万円以下での販売を目指す考えを示しました。

テスラのイベントに登場したのは去年、開発を発表した人型ロボット「オプティマス」の試作機。ステージで二足歩行したり、両手をあげてダンスのような動きをしたりする様子を披露しました。

AI=人工知能やセンサーなど車の自動運転の技術を活用し、将来的には大量生産して工場などで使うことも想定しているということです。

この日は最新段階のモデルも紹介され、最高経営責任者のイーロン・マスク氏は今後、数か月から1年以内で開発の完了を目指しているとしたうえで、テスラ車より安い2万ドル、日本円にして290万円以下での販売を目指す考えを示しました。