最終選考には市民も匿名で参加

 そんな中、東さんが公募すると国の内外から209人もの応募がありました。国際機関や会社経営などバックグラウンドはさまざまです。東さん自ら書類選考やWEB面談を実施。最終選考に残った6人に対し、公平を期すために匿名で参加した市民5人の選考委員と東さんで1人に絞ります。
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 まずは、四條畷出身で市役所の財務部などに勤めていた銭谷翔さん(36)。

 【面談の様子】
 (銭谷翔さん)「私は四條畷市にずっと住むつもりなので、仮に市長を退任した後も、しっかりと責任を持ってこの街で生きていく覚悟を持っている。先のことを見据える本気度がたぶん違うと思うんですね」
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 続いては、四條畷に縁もゆかりもない大阪府箕面市出身の元国連職員・篠原雄之さん(38)です。

 【面談の様子】
 (篠原雄之さん)「(四條畷市は)育休の取得は、まだまだ東京に比べて進んでいない。例えば条例を出して『市から言われているんです』『育休を取らないといけないんです』と会社に言えるようなレターと、あとは育休の期間は補填の費用を払ってあげる」