香川県知事や県議会議員など特別職の給料・報酬について、県の審議会が引き上げを答申しました。引き上げられれば、30年ぶりです。

特別職報酬等審議会の岡田会長が、けさ(21日)、池田知事に答申書を手渡しました。特別職の報酬は、物価変動を考慮した実質ベースで、2005年から9%あまり減少しているといいます。答申では、部長級職員の累積改訂率1.7%あまりを考慮し、月額報酬を知事でプラス2万5000円の131万円、議員でプラス1万円の81万円などとします。

(香川県特別職報酬等審議会・香川大学経済学部教授 岡田徹太郎会長)
「人々の心に与えるマインドを、すえ置きとか引き下げという言葉が常識になるのではなくてみんな少しずつ上がっていくんだよ、暮らし向きが良くなっていくんだよ、その象徴としてのメッセージ性というのは非常に大きくある」

香川県は、答申を受けて引き上げを4月から実施するか検討するとしています。