今から80年前の2月19日、太平洋戦争末期に山梨県上野原市の上空でアメリカの爆撃機B-29に日本の戦闘機が体当たりするのが目撃されました。
その目撃証言と墜落現場に残っていた戦争の爪あとをたどります。
【前編/後編の前編】
【写真で見る B-29の墜落現場で見つかった金属片や銃弾】

降矢量男さん:
「脳裏に焼き付いている。100mぐらいの火の帯が飛んでくるんだから…。これは怖いよ」
降矢量男さん(87)は80年前、アメリカのB-29が燃えながら自宅の方へ落ちてきた様子を今でも鮮明に覚えていました。

80年前の1945年(昭和20年)2月19日、東京の西隣、山梨県上野原市西原、太平洋戦争当時は北都留郡西原村の上空でアメリカのB-29と日本の戦闘機の空中戦があったのです。