南阿蘇鉄道は列車の運賃の支払いを「タッチ決済」出来るサービスをきょう(1月20日)から開始しました。

運転士「本日より南阿蘇鉄道はカードでの決済が出来るようになりました。タッチ決済といいまして」
公共交通のキャッシュレス化を進める南阿蘇鉄道とシステムを開発する会社などが共同で導入したものです。
列車の乗降口に設置された読み取り端末にクレジットカードやカード機能が設定されたスマートフォンをかざすと運賃の支払いをすることができます。
利用客「きょう現金を持ってきてたんですけどカードで使えるようになるのはありがたいですね」

南阿蘇鉄道 中川竜一 鉄道部長「特にインバウンドのお客様は現金の取り扱いや列車の乗り方が不慣れなところがあって、世界的にはクレジットカードで精算するというのが慣れているということでタッチ決済を導入しました」

タッチ決済は南阿蘇鉄道の「高森ー立野間」で利用できます。観光トロッコ列車とJR肥後大津駅に乗り入れている車両では利用ができません。
南阿蘇鉄道では「乗入れ車両でのタッチ決済は、JRとの協議が必要。乗入れの本数が増えてきた場合には検討したい」としています。














