楽天イーグルスの新人選手たちが東日本大震災の被災地・宮城県南三陸町を訪れ、東北の球団の一員としてプレーする自覚を新たにしました。

新人選手8人が訪れたのは、震災の津波で43人が死亡・行方不明となった南三陸町の旧防災庁舎です。

佐藤仁 南三陸町長
「ここで16mの津波が来ているんですよ。ここで助かったのは私を含めてたった11人しか助かってないんです」

今回初めて被災地を訪れたというドラフト1位の宗山塁選手は、震災の爪痕が色濃く残る光景を目の当たりにし、東北で果たすべき使命を改めて考えていました。

楽天イーグルス・宗山塁選手
「今の自分たちの状況が当り前じゃないんだというのを改めて強く感じました。優勝して日本一になる姿を見てもらって感動・勇気を与えられればと思います」