去年9月、金沢市の60代男性がSNS上で同時期に2種類の投資を勧められ、あわせて5200万円をだまし取られる被害に遭いました。
警察によりますと、去年9月、金沢市の60代男性がSNS上で株式投資の情報を共有するグループチャットに突然追加され、グループにいた日本人女性と思われる名前のアカウントから株式投資を勧められました。
男性はそのアカウントと儲かる銘柄の話などのやり取りをする中で、株式投資に興味を持ち、去年10月に指定された複数の口座に4回にわたり、あわせて1300万円を振り込みました。また、同じ時期に別のアカウントからもFX投資を勧められ、指定された複数の口座に13回にわたり、総額3900万円を振り込んだということです。男性はどちらの投資でも利益が出ていることを示すサイトやアプリを紹介されていたため、話を信じ込み、入金を続けたということです。
警察によりますと、1つのSNS型投資詐欺事件で3900万円の被害がでたのは今年に入って最高額ということです。