山藤会長
「最も力入れてるのは農業です」
2022年8月、出身地の宇部市に農業法人・アントニーファームを立ち上げました。
山藤会長
「本当に無農薬で、有機栽培で、お母さんにも、子どもたちにも、そういったものを届けていくと、もっと喜んでもらえるんじゃないかという気持ちで農業を始めました」
およそ6ヘクタールの面積で、大豆を中心にホウレンソウなども栽培しています。
この日は大豆の収穫。
アレルギーでミルクを飲めない子どもたちのために、豆乳を作る考えです。
アントニーファーム 矢島美香社長
「うちは農薬も化学肥料も使わないというところに、やっぱりお子さんとか赤ちゃんの口に入るものは大切にしたいと思ってますので、そういったところのこだわりだけは貫いて、作物を作ってます」
何もかもが初めての経験。
2年間、農業を学んだ上での挑戦でしたが、実際は違いました。
そのまま直売所などで販売しても、「売上が伸びない」という課題にも直面しました。
大豆を6ヘクタールで作っても、売上はわずか百数十万円ほど。
このままでは、8人の従業員を雇い続けることは難しい状況です。