福岡市天神の新たな顔となる西鉄の大型複合ビル「ワン・フクオカ・ビルディング」が完成し、最上階のオフィスフロアや地震に備えた最新の設備が公開されました。

「天神ビッグバン」の目玉

福岡ビル、天神コア、天神ビブレの跡地で、西鉄が開発を進めてきた「ワン・フクオカ・ビルディング」、通称「ワンビル」。

福岡市が進める再開発促進事業「天神ビッグバン」の目玉の一つで、地上19階、地下4階建ての高層ビルです。

地下2階から地上5階は商業フロア、8階から17階はオフィス、18階と19階はホテルが入ります。

17日の竣工式には、西鉄の関係者や福岡市の高島市長が出席しビルの完成を祝いました。

西鉄 林田浩一社長「常に新しいビジネスや文化が生まれる場所となるよう全力で準備を進めて参りますのでどうかご期待ください」

オフィスフロアは顔認証でセキュリティ

17階のオフィスが報道陣に公開されました。

RKB 下濱美有記者「17階、オフィスフロアの最上階です。ワンフロアがとても広くまた大きい窓からは福岡市を一望出来ます。博多湾も見えて開放感のあるフロアです」

全ての階に大きな窓があり、一般の人が利用できる6階の「スカイロビー」には、緑を感じられるテラスが設けられています。

また、オフィスフロアに繋がる場所には、セキュリティ対策として顔認証の入退館システムを導入しました。