国際線の就航が決まり話題となった神戸空港。次の一手として考えているのが『ブロッコリー』です。写真映えが狙いということですが、その戦略と裏側を取材しました。
大人が手を広げても余るほど!?神戸空港に『巨大ブロッコリー』

神戸・三宮からわずか8kmの海上にある神戸空港。これまで国内線に特化して運用されてきましたが、2030年前後に国際線の定期便の就航が決まりました。
(空港利用者)
「絶対使うと思います。関空に行くまでの時間で韓国に行けるもん」

9月5日、その神戸空港に、運営する関西エアポートの山谷佳之社長の姿がありました。展望台に新設した“あるモノ”を確認するために来ていたのです。
(山谷社長)「これはまだ外さない?外せない?」
(社員)「外せないです。オープンしていないので」

中は見えませんが、大人が手を広げても余るほどの大きさの巨大ブロッコリーなんだそうです。
(関西エアポート 山谷佳之社長)
「かなりでかいね。幕があるんだけど、なんとなくここにブロッコリーがあるのはわかりますね。楽しみやねぇ」

集客につながる“新たな顔”にとコロナ禍で静かに温めてきたプロジェクトです。
(関西エアポート 山谷佳之社長)
「苦しい時期だけれども何か仕掛けを作っていたということが、民間に委託していただいた1つのあり方だと思いますから。ロングタームで何かを発信し続ける空港でありたい」