「小浜・京都ルートに従う」と馳浩知事 でも「議論しないのはおかしい」

その一方、去年の衆院選で与党が過半数割れしたことで、2016年に現行ルートに決めた政府与党合意の重みは「当時と異なる」とも指摘しました。

石川県・馳浩知事「(小浜・京都ルートに)決められたからそれに従えと…私は従っている。けれども根拠となる数字、議論のプロセス…(沿線住民などに)納得が得られる状況に今なっているかどうかという議論はしてほしい」
「本来は2016年に出した時と今はどうなのか、数字を比較して議論するのが当たり前じゃないか。議論がなされていないのは私はおかしいと思う」

小浜ルートは工事費が当初の2.5倍を超える最大5兆3000億円に膨れ上がる見通しを受け、収支採算性を含め改めて議論すべきと強調しました。