「盛岡さんさ踊り」などの大規模なイベントの警備や、日頃の防犯活動を行う「盛岡市防犯隊」が初点検を行い、隊員が今年一年、地域の安全・安心を守ることを誓いました。

盛岡市防犯隊の初点検は、新年の活動開始に当たり服装や手帳などの携行品をチェックするもので、16日は隊員およそ90人が参加しました。
盛岡市防犯隊は1970年=昭和45年、岩手国体をきっかけに発足したボランティア組織です。
隊員はそれぞれの地域でパトロールなどの防犯活動を行うほか、「盛岡さんさ踊り」など大規模なイベントでの警備も行います。

(盛岡市防犯隊 髙橋精太郎総隊長)
「優しい言葉で住民の皆さんの心を和ませながら犯罪のないように進めたい」

県警によりますと2020年から2023年まで1000件を下回っていた盛岡市内の自転車の盗難や万引きなどの刑法犯は2024年、1148件と増加しました。

地域の犯罪の予防、警戒に当たる隊員たちは、今年一年、地域の安全・安心を守る気持ちを新たにしていました。