岩手県内の養鶏場で鳥インフルエンザの発生が相次ぎ緊急消毒が実施されることから、達増拓也岩手知事は資材の確保などの支援を国に求めました。

達増知事は16日、県庁で庄子賢一農林水産大臣政務官とオンラインで会談し、鳥インフルエンザのまん延防止に向けて協議しました。
県内では今年に入り、盛岡市と軽米町の3つの養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されています。
これを受けて国は15日、県内で100羽以上を飼育する500の養鶏場で緊急消毒を実施する方針を決めました。
(達増拓也 岩手県知事)
「インフルエンザのウイルスの濃度、リスクが高くなっている。消毒が徹底されるように養鶏場事業者側と調整しながら進めていきたい」

消毒の開始時期はまだ決まっておらず、16日の会談で達増知事は、消毒に必要な資材の円滑な確保などの支援を国に求めました。