■想定ルートは3つ

地図SS想定ルートは、石狩湾新港を起点に3つあり、1つは住宅街の花川地区を経由してJR手稲駅を結ぶルート。

もうひとつは地下鉄南北線・麻生駅までのルート。

そして地下鉄東豊線・栄町駅を経由して丘珠空港を結ぶルート。

整備費は、およそ262億円から303億円で、小規模の投資が魅力です。

このうち、最も需要が多いと予測されるのは『麻生ルート』で、その『麻生駅』周辺から取材スタートです。

鉄道解説系ユーチューバー 鐵坊主さん
「石狩庁舎に行くバスとか、さっきから見てると多い…」


地理系ユーチューバー おもしろ地理さん
「いろいろ路線も(各地を)経由して、最終的には花畔(ばんなぐろ)と石狩庁舎に行くので、時間的には1時間に(バスは)5~6本」


早速、麻生エリアの第一印象を聞いてみると…

鉄道解説系ユーチューバー 鐵坊主さん
「ロープウエー自体は解決しなければいけない課題がたくさんあるが、何らかの(レール等を使う)軌道系のアクセスがあった方がいいというのは、これだけのバスの本数を見るとそう感じざるをえない」


札幌市出身、札幌市を拠点に活動する「おもしろ地理さん」は…

地理系ユーチューバー おもしろ地理さん
「石狩市がロープウエーをメインとして考えているというのは理解したうえで、麻生から新琴似1キロもない短い区間をちょっと伸ばして、新琴似駅をJR地下鉄とバスが使えるハプにするとか、新琴似駅から新たな交通を考えるというのもありなのかな」