あす、再びガソリン補助金が縮小されます。来週には1リットル185円と歴史的な水準に上がる見通しで、影響は「車に乗らない人」にも広がっていきそうです。
都内のガソリンスタンド。きょうはレギュラーガソリンを1リットル175円で売っていますが、あすから180円に値上げします。
西綾瀬サービスステーション 三枝直樹店長
「2か月で10円ほど補助金が減額されて、その分値上がりする」
政府はあすからガソリン補助金を5円縮小するため、平均価格はあす以降185円程度となる見通しで、過去最高に迫る水準です。
給油客
「昔なんかより全然高いですよね、びっくりするぐらい。一般の私たちみたいなのはちょっと困りますね」
「(値上がりは)それはみんな困るでしょ。我々仕事だから致し方ないというか、使わざるを得ない」
ガソリンの値上がりで、こんなところにも影響が。
都内のクリーニング店は先週から値上げを実施。▼ワイシャツは250円から270円に、▼スーツは上下で1500円から1700円に引き上げました。
理由はガソリン補助金の縮小です。
小林ランドリー工場 小林史明代表
「ガソリンの補助(縮小)が、2段目がまた来るとかで。先週の月曜日からだいたい店頭価格を5%から10%値上げさせてもらった」
こちらではクリーニングの配送サービスを行っていて、毎日、車で走る距離は20キロから30キロ。ガソリン代が重くのしかかります。
小林ランドリー工場 小林史明代表
「僕らのクリーニング店って本当に100円、200円で商売してるんで。移動手段であるガソリンだったり、そういうのは安いに超したことはないですよね」
燃料の高騰は食料品の価格にも影響します。
ミニトマトを栽培しているこちらの農家。ビニールハウスの室温を保つために多くの燃料が必要です。
おおはま彩園 田中聡さん
「1か月に100万円近い重油代がかかっている」
経費の上昇に、収入アップが追いついていないと嘆きます。
おおはま彩園 田中聡さん
「生産物の値段も上がってくれれば生産者としても苦労はないが、経費ばかり上がって農家の収入は明らかに減っている」
食料品や運送費の上昇にもつながるガソリン価格の高騰。専門家はガソリン価格が10円上がると、1世帯当たり年間5000円から6000円程度、負担が増えると試算しています。
今後、燃料の高騰はじわりじわりと家計を苦しめることになりそうです。
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