山口県山口市出身のサッカー選手・田中陽子さんがレノファ山口FCレディースに加入し、15日、意気込みを語りました。



レノファ山口FCレディース 田中陽子 選手
「自分自身の成長も含め、そして地元山口で生まれ育ったこのクラブに貢献できること、様々な魅力があって移籍することに決めました」

チーム初となるプロ契約選手となった田中陽子選手。山口市出身の31歳です。

幼稚園でサッカーを始め、レノファの育成組織の前身となるFCレオーネで6年間プレー。

小郡小学校を卒業後、福島県のJFAアカデミー福島に入校しました。

INAC神戸やノジマステラ神奈川相模原を経て、スペインや韓国のチームでプレーしてきました。

2012年にはU-20女子ワールドカップで、銅メダルへと導き、2013年なでしこジャパンに選出国際Aマッチに4試合出場しています。

成人式も中学・高校を過ごした福島で迎えるなど、山口を離れている期間は長かったですが、イベントへの参加など地元山口での活動も行ってきました。

レノファ山口FCレディース 田中陽子 選手
「サッカー教室だったりそういうイベントとかも、呼んでくださったからこそできたので、本当にいつも山口がそばにあるというか、自分のなかで居場所みたいな感じです」

現在チームは「なでしこリーグ」への昇格を目指し「中国女子サッカーリーグ」に所属しています。

レノファ山口FCレディース 田中陽子 選手
「私が知っている部分はどんどん伝えていきたいと思います。1つになって、目標であるなでしこリーグ2部昇格やリーグ優勝をしていきたいと思います」



リーグは4月に開幕予定で、チームは今月18日に初練習を行います。