熊本県は、TSMCの第1工場が本格稼動して以降、初めての水質モニタリング調査を実施しました。
熊本市北区で採取されているのは坪井川の水。上流にはTSMCの第1工場の排水を処理する熊本北部浄化センターがあります。

第1工場の稼動前と稼動後の水質を調べるため、きょう(15日)は第1工場の本格稼動後、初めての調査となりました。
半導体工場の集積で水質への影響を心配する県民の声もあることから、県の独自調査では法で規制されていない有機フッ素化合物や化学物質など1万種類以上を調べます。

熊本県環境保全課 廣畑昌章課長「しっかり分析を行って、しっかり評価して公表していきたい」

きょう(15日)県は坪井川や有明海、第1工場内の井戸など9地点で水を採取したということで、これらの水を研究施設で解析し、3月ごろ、専門家で構成する委員会の意見を踏まえた上で結果を公表したいとしています。














