「南海トラフ地震臨時情報」とは?

内閣府によりますと、「南海トラフ地震臨時情報」は、南海トラフ沿いで異常な現象を観測された場合や地震発生の可能性が相対的に高まっていると評価された場合などに、気象庁から発表される情報です。

情報名の後にキーワードが付記され「南海トラフ地震臨時情報(調査中)」等の形で情報発表され、【画像②】のように、気象庁において、M6.8以上の地震等の異常な現象を観測した後、5~30分後に「南海トラフ地震臨時情報(調査中)」が発表されます。

その後、「南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会」の臨時会合における調査結果を受けて、該当するキーワードを付した臨時情報が発表されます。

【画像②】気象庁ホームページより

気象庁によりますと、「南海トラフ地震に関連する情報」は、2種類の情報名で発表し、それぞれの情報発表条件があります。

南海トラフ地震臨時情報

・南海トラフ沿いで異常な現象が観測され、その現象が南海トラフ沿いの大規模な地震と関連するかどうか調査を開始した場合、または調査を継続している場合

・観測された異常な現象の調査結果を発表する場合

南海トラフ地震関連解説情報

・観測された異常な現象の調査結果を発表した後の状況の推移などを発表する場合

・「南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会」の定例会合における調査結果を発表する場合(ただし、南海トラフ地震臨時情報を発表する場合を除く)

※すでに必要な防災対応がとられている際は、調査を開始した旨や調査結果を南海トラフ地震関連解説情報で発表する場合があります。

「南海トラフ地震臨時情報」には、キーワードが4つあります。