岩手独自の教育振興運動が60周年を迎えたことを記念した大会が盛岡市で開かれ、県内の教育関係者が優れた事例や今後の方向性を共有しました。

岩手独自の教育振興運動は、進学率や教育費の支出額が全国を下回っていたことから1965年にスタートしたもので、家庭や学校、地域などさまざまな主体が教育課題の解決に取り組み、2025年で60周年を迎えました。
これを記念し14日、盛岡市で開かれた大会には、県内の教育関係者などおよそ650人が参加し、学校でのメディア教育の充実や、コミュニティ・スクールとの連携などの優れた事例が発表されました。

また大会では、2024年度から2028年度までの間に進められる「教育振興運動推進プラン」に定められた、家庭学習と体験活動の充実という取り組みの方向性が改めて確認されました。