江戸時代の味を再現した天童の冬の名物・寒中挽き抜きそばの提供があすから始まります。
それを前に、きょう天童市の神社で恒例のそばの奉納が行われました。
江戸時代、天童の地を治めていた織田藩が徳川将軍家に献上したとされ、天童市麺類食堂組合が文献をもとにその味を復活させた「寒中挽き抜き蕎麦」。

そばの実を熟成させて寒い時期に食べるのが特徴で、天童の冬の名物です。
あす、そば店での提供が始まるのを前に、きょう、織田信長が祀られている建勲神社にそばの奉納が行われました。

今年のそばのできは、去年の暖冬の影響などが心配されたものの、例年通りの収穫量で香りや味も良い仕上がりになっているということです。
この時期だけの天童の名物、私も一足早くいただきました。

大塚美咲アナウンサー「コシがすごく強くて、噛み応えがあります。そしてすすり上げた時のそばの香ばしい香りと、後から追いかけてくる甘さがとってもおいしいです」
