きょうの裁判では新たに5人の女性に対しても同様のハガキや、手紙と未使用の避妊具が入った封筒を送っていたことが明らかになりました。

検察によりますと、被害女性の中には自宅の引越しを余儀なくされた女性も複数いたということです。

これまでの取材で斎藤被告は動機について「相手が性的な内容を読むのを想像すると興奮する」などと供述しています。

斎藤被告は以前、東北電力ネットワークに勤めていて、個人情報を取り扱う部署の管理職でした。

検察側は他にも同様の脅迫を行っていたとして来週中にも追起訴する方針です。

弁護側は、被害者の引越し代金の弁償や示談などに応じていくとしています。