滝沢市にある陸上自衛隊・岩手駐屯地で東北方面特科連隊の新年最初の訓練が行われました。

14日の岩手駐屯地の訓練始めにはおよそ230人の隊員が参加しました。
訓練に先立って行われた年頭のあいさつでは、東北方面特科連隊長の矢山善隆1等陸佐が「来たるべき時に備えて強靭な部隊を作る」と強調した上で「ハラスメントを根絶し、国民の信頼回復に努める」と訓示しました。
訓練では、射程およそ30キロメートルの155mm榴弾砲と呼ばれる5門の大砲を使い空砲を同時に1発を放ったあと、1門ずつ順番に合わせて15発の空砲が発射されました。

(東北方面特科連隊長 矢山善隆1等陸佐)
「災害派遣等も含めて必要なことに対応していく事と、これからの将来を見越して新たな脅威に対してしっかり対応していけるように、日々しっかり精進して参りたい」

隊員たちは、災害派遣や有事の際に備えるため気を引き締めて訓練に取り組んでいました。