「正直またかという感じ…」店も客も頭悩ませる“値上げラッシュ”

カブセンター大野店 吉田将人 店長
「正直またかという感じ。原価が上がってしまうと、どうしても価格を上げざるを得ない状況。『大きいパックのほうが安いですよ』と工夫をして、できるだけ高く感じさせないようにしています」

また、利用客も節約に知恵を絞っています。

利用客の女性は
「米粉のパンを作るようにしたりとか…。(パンが)高いし、ちょっと作ってみようかなと調べて作るとかはやっていますね」

すでに4月までに「冷凍食品」などの加工食品や、ビールなどの酒類合わせて6000品目を超える値上げが決まっています。

また、年間では2024年を上回る1万5000~2万品目が値上げとなる可能性があり、生活への負担が続きそうです。

輸入している原材料のほかに容器、包装資材などの値上げ、さらに物流費や人件費などのコストも上がっていて、もはや企業努力は限界に達しています。

給料は上がらないのに、何を買っても高いのでは生活は苦しいばかりです。
消費者を助ける施策、支援も必要なのではないでしょうか。