災害時、主体的に安全な行動をとれるようになってもらおうという山口県防府市の「子ども防災士養成講座」で最後の講座があり、児童に認定証が手渡されました。

講座を受けたのは、防府市内の小学4年生から6年生、およそ30人です。

この講座は災害時、子どもたちが、自分で安全な行動が取れるようにと開かれたものでこの日が、全3回の講座の締めくくりです。

子どもたちは、災害が起きた時の対応を学んだり、地震の揺れを軽減する装置を見学したりしました。

閉会式では、全課程を修了した子どもたちに池田市長から「子ども防災士」認定証が交付されました。

受講した小学5年生
「(子ども防災士になれて)めっちゃ嬉しいです。災害とか起きた時、他の人の命を守りたいと思いました」

受講した小学5年生
「防災意識をみんなが高められるような取り組みをしたい」

講師を務めたレベルフリー・坂本京子代表
「災害の危険を予測して、そして、自分で考えて、自分の命を守ることは、もちろんなんですけど、例えば、家族とか、お友達とか、ご近所の方も助けられるように、そういう存在になってほしいなという風に期待しています。」

市防災危機管理課では、家庭や地域の防災リーダーとして活躍する人材を育てるため、来年度以降も続けたいとしています。