不調時は“体にフォーカス”
不調の原因は技術にあると思う。しかし、構えや足の上げ方、スイング軌道などそのまま技術の修正のみに注力すると、かえってドツボにハマることがあると言う。
技術的な狂いは、体の不具合が原因であることが多いからだ。

「大島(洋平)さんに指摘されました。大島さんは調子が悪くなると、まず体にフォーカスするんです。例えば、お尻の筋肉が硬くなっているとか、背中が張っているとか。そこを治療したり、逆に刺激を与えたりしています。僕の場合は右足が弱ってくると、おかしくなってくる。だから、右足にゴムを巻いたり、股関節に体重を乗せる練習をしたりしたんです」